
製品概要・特徴まとめ
電動式ストレージパンチャー「STPN-30」は、HDD(3.5/2.5インチ)・SSD・USBメモリ・SDカードなど多様な記録媒体を、モーター駆動による自動加圧で高精度に物理破壊する卓上型の業務用装置です。専用ツールがHDDのプラッタを確実に穿孔し、SSDやUSBメモリは基板上のフラッシュメモリチップを破断する方式を採用。特許取得の誤操作防止機構や非常停止機能、過負荷検知など安全設計を標準搭載し、庁内・企業内でのオンサイト廃棄に最適です。電動式ならではの安定した破壊品質と高速処理により、大量ストレージの短時間処理を可能にし、官公庁ガイドラインが求める「復元不能な物理破壊」を確実に実現するデータ消去ソリューションです。8秒の短時間処理(電動式) 5mmピッチ波型破断 誤操作防止機能(安全設計) HDD / SSD / USB / SD対応 破片トレイ回収構造
目次
1 電動式ストレージパンチャーの最大のメリット
2 電動式ストレージパンチャーの「特徴」
3 HDDとSSDで異なる「物理破壊の必要性」
4 電動式ストレージパンチャー「STPN-30」|基本的な操作手順(7ステップ)
5 電動式ストレージパンチャーのモデル選定ポイント
6 電動式物理破壊装置 STPN-30シリーズ
電動式HDD物理破壊装置 STPN-30-H(ハードディスク破壊)
電動式SSD物理破壊装置 STPN-30-S(SSD,SDカード,USBメモリー,M.2 SSD,CFカード,FD,MD破壊)
電動式HDD/SSD物理破壊装置 STPN-30-HS(HDD,SSD,SDカード,USBメモリー,M.2 SSD,CFカード,FD,MD破壊)
7 破壊事例の紹介
8 情報セキュリティポリシーに関するガイドライン
9 電動式ストレージパンチャー よくある質問(FAQ)
10 製品仕様、価格、デモ機貸出のご要望など、お気軽にお問い合わせください
電動式ストレージパンチャー 最大のメリット
電動式はモーター駆動により、 毎回同じ圧力・同じ速度で破壊できるため、破壊品質が均一になります。
手動式のように「人の力によるバラつき」が発生しないため、 復元不能な破壊痕を確実に残せる点が大きなメリットです。
電動式はレバー操作や手動加圧が不要で、 ボタン操作だけで破壊工程が完了します。
- 長時間作業でも疲労が少ない
- 作業者のスキル差が出ない
- 高齢者や女性職員でも扱いやすい
といった運用面のメリットが大きく、 大量の媒体を処理する現場に向いています。
破壊速度が速く、処理能力が高い
電動式は加圧・破壊・解除の動作が自動化されているため、 1台あたりの処理スピードが手動式より速いのが特徴です。
大量廃棄が発生する官公庁では、 ダウンタイムを最小化し、短時間で処理を終えられることが重要です。
物理破壊が必要とされる理由
パソコンの初期化や通常のファイル削除では、条件によってはデータが復元される可能性があります。
HDD・SSDを廃棄する前に、記録領域へ物理的な損傷を与えることで、 廃棄時の情報漏洩リスクを根本から低減できるため、 官公庁・金融・医療・製造業など、セキュリティ要件の高い現場で必須の対策となっています。
手動式と電動式の機能比較表
| 項目 | 手動式物理破壊機 | 電動式 STPN-30 |
|---|---|---|
| 電源 | 不要(手動油圧式) | 必要 |
| 設置場所 | 比較的自由(オンサイト作業向き) | 電源環境が必要 |
| 処理量 | 少量から中量向け | 大量処理向け |
| おすすめ用途 | 現場作業・出張破壊・小規模処理 | 社内集中処理・大量廃棄 |
電動式ストレージパンチャーの「特徴」
最大6トンの破壊力と“食い付き防止機構”を搭載

昇降テーブルに記録媒体をセットし、油圧ジャッキでリフトアップするだけで、天面の破壊ツールから最大12トンの強大な加圧を実行。
処理後はバネ駆動のプッシャー板がメディアを自動で押し離すため、ツールへの噛み込みを防ぎ、連続破砕作業をスムーズかつ快適に行えます。
マウンター付きHDDを“そのまま”破壊可能
マウンター(金具)を装着したままのHDDも、取り外すことなくそのまま破砕可能。煩わしい分解作業を丸ごと省けるため、現場の処理スピードと作業効率が劇的に向上します。
もちろんマウンターなしのベアドライブにも標準対応。付属トレイにセットするだけで、確実・安全な穿孔破壊が行えます。


安全機能がもたらす運用メリット
- 作業者の誤操作による装置破損を防止
- 媒体の誤セットによる破壊不良を防止
- 庁内での安全基準を満たしやすい
- 監査時に「安全対策が実装されている装置」として評価される
- 複数媒体を扱う現場でも安心して運用できる
官公庁・自治体の情報セキュリティポリシーで求められる 「安全性」「確実性」「証跡性」を満たす装置として最適ですなど異なる媒体を扱う際のヒューマンエラーを確実に防止できます。
① 非常停止機能
運転中にドアが開いた場合、または停止ボタンが押された場合、 装置は即座に動作を停止します。
さらに、 ドアが開いたままでは運転を開始できないインターロック構造を採用しており、 誤った状態での破壊動作を完全に防止します。
→ 作業者の安全確保と、破壊工程の事故防止に直結する重要機能です。
② 誤操作防止機能(特許取得済)
StoragePuncherは、ツール(破壊刃)とトレイ(媒体セット台)の組み合わせが正しいかを センサーが自動判定します。
組み合わせが誤っている場合は、
- エラーを表示
- 運転を開始しない
- 装置の破損を防止
という三段階の安全制御が働きます。
これにより、 HDD・SSD・USB・SD・磁気テープなど異なる媒体を扱う際のヒューマンエラーを確実に防止できます。
SGS検査報告書
第三者認証機関であるSGS社の検査報告書により、
STPN-30によって物理破壊した記録媒体がデータ復旧不可能であることが証明されています。
HDDとSSDで異なる「物理破壊の必要性」
HDDは内部の磁気プラッタにデータを記録しているため、 プラッタへ穿孔(穴あけ)や圧壊(変形)を加えることで、読み取りを物理的に不可能にします。
一方、SSD・M.2 SSD・USBメモリ・SDカードなどの半導体ストレージは、 データをフラッシュメモリチップに保存しているため、 チップそのものや基板を破壊しなければ完全なデータ消去になりません。
この違いを理解したうえで、記録媒体の構造に応じた物理破壊を行うことで、 廃棄時の情報漏洩リスクを確実に低減できます。
記録媒体別の破壊方法
| 記録媒体 | 主な記録部分 | 適した破壊方法 |
|---|---|---|
| 3.5インチHDD | 磁気プラッタ | 穿孔・圧壊 |
| 2.5インチHDD | 磁気プラッタ | 穿孔・圧壊 |
| 2.5インチSSD | フラッシュメモリチップ | 基板破壊・チップ破壊 |
| M.2 SSD | フラッシュメモリチップ | 基板破壊・チップ破壊 |
| USBメモリ・SDカード | フラッシュメモリチップ | チップ破壊・基板破壊 |
電動式ストレージパンチャー「STPN-30」|基本的な操作手順(7ステップ)
① 媒体の選別: 処理するHDD・SSD・M.2・USB・SDカードの種類と数量を確認します。
② トレイへセット: 対象媒体を専用トレイへ載せます。
③ 本体へ挿入: トレイを装置の所定スロット奥まで確実にセットします。
④ 破壊ツールの自動加圧: 電動モーターが自動で加圧し、媒体を破壊します。HDDはプラッタ穿孔、SSD・USBはメモリチップ破断を実施(1台あたり所要時間:約8秒の高速処理)
⑤ トレイの取り出し: 加圧完了後、トレイを引き出します(破片はトレイ内に残ります)。
⑥ 破壊状態の確認: 表面と裏面が確実に破断されていることを目視確認します。
⑦ 廃棄記録: 廃棄管理台帳に処理日時・担当者名・媒体番号・結果を記録して完了です。
※ツール交換:フロントドア開放してツール取り出し交換、入れ替え後にフロントドア閉めて完了。
安全上の注意: 処理時に基板片、金属片、樹脂片などが発生する場合があります。取扱説明書に従い、必要な保護具を着用し、安全な作業場所で使用してください。
電動式ストレージパンチャーのモデル選定ポイント
電動式ストレージパンチャーは、破壊したい記録媒体の種類によって最適なモデルが異なります。 HDDを中心に処理する場合は HDD専用モデル が適しており、 SSD・M.2 SSD・USBメモリ・SDカードなどの半導体ストレージを扱う場合は SSD対応モデル が必要です。
HDDとSSDの両方を扱う運用が多い場合は、 HDD/SSD兼用モデル を選ぶことで、現場の作業効率と運用性が大きく向上します。
| 媒体の種類 | STPN-30-H | STPN-30-S | STPN-30-HS |
|---|---|---|---|
| HDD | 〇 | × ※オプションで対応可 | 〇 |
| SSD 各種フラッシュメモリ | × ※オプションで対応可 | 〇 | 〇 |
電動式物理破壊装置 STPN-30シリーズ
ストレージパンチャー 電動式HDD物理破壊装置 STPN-30-H
(ハードディスク破壊)
ハードディスク破壊対応モデル
| 形式 | STPN-30-H |
| 商品名 | 電動式HDD物理破壊装置 |
| 対応HDD | 3.5インチ/2.5インチ 厚さ:26mm以下 |
| 外寸 / 重量 | 184(W) × 470(D) × 333(H)mm / 約22kg |
| 付属部品 | HDD破壊ツール+トレイ(HDDU-02A) 電源ケーブル、日本語マニュアル、プラスドライバー |
| ビット交換 | 可能(別売オプション) |
| 保証期間 | メーカー3年保証 ※ビットは消耗品につき対象外です |
ストレージパンチャー 電動式SSD物理破壊装置 STPN-30-S
(SSD破壊)
SSD、SDカード、USBメモリー、M.2 SSD、CFカード、FD、MD破壊対応モデル
| 形式 | STPN-30-S |
| 商品名 | 電動式SSD物理破壊装置 |
| 対応SSD | 2.5インチ以下 |
| 外寸 / 重量 | 184(W) × 470(D) × 333(H)mm / 約22kg |
| 付属部品 | HDD破壊ツール+トレイ(HDDU-02A) 電源ケーブル、日本語マニュアル、プラスドライバー |
| ビット交換 | 可能(別売オプション) |
| 保証期間 | メーカー3年保証 ※ビットは消耗品につき対象外です |
ストレージパンチャー 電動式HDD/SSD物理破壊装置 STPN-30-HS
(HDD,SSD,SDカード,USBメモリー,M.2 SSD,CFカード,FD,MD破壊)
HDD、SSD、SDカード、USBメモリー、M.2 SSD、CFカード、FD、MD破壊対応モデル
| 形式 | STPN-30-HS |
| 商品名 | 電動式HDD/SSD物理破壊装置 |
| 対応HDD | 3.5インチ/2.5インチ 厚さ:26mm以下 |
| 外寸 / 重量 | 184(W) × 470(D) × 333(H)mm / 約22kg |
| 付属部品 | HDD破壊ツール+トレイ(HDDU-02A) 電源ケーブル、日本語マニュアル、プラスドライバー |
| ビット交換 | 可能(別売オプション) |
| 保証期間 | メーカー3年保証 ※ビットは消耗品につき対象外です |
破壊事例の紹介
物理破壊装置のHDD破壊後の「実物ビフォーアフター写真」
HDDの裏面には、アルミダイキャスト製のベース部(ベースプレート)があり、 内部の磁気プラッタやヘッドを支える重要な構造体となっています。
このアルミダイキャスト面が明確に破壊されている状態が一見して確認できることで、 内部の記録領域へ重大な損傷が加わったと判断しやすくなり、 記録データが物理的に読み出せない状態(読出不可)であることを迅速に判定できます。
その結果、廃棄工程において 情報漏洩リスクが確実に低減され、安心して廃棄処理を進められる点が大きなメリットです。



物理破壊装置のSSD、フラッシュメモリ破壊後の「実物ビフォーアフター写真」
上下に配置された波型ツール(波形刃)でストレージ媒体を挟み込み、強い加圧力をかけることで、内部のフラッシュメモリチップを物理的に破断します。 波型ツールの山と谷の間隔は5mmに設計されており、局所的に高い圧力が集中するため、チップ・基板・配線層を確実に破壊できます。
この方式は、SSDだけでなく USBメモリー、SDカード、M.2 SSD、各種フラッシュストレージに対応しており、 半導体ストレージ特有の「チップ破壊が必須」という要件を満たす、高信頼の物理破壊手法です。
破断後は、記録セルが完全に損傷しているため、 データ復旧は事実上不可能となり、廃棄時の情報漏洩リスクを大幅に低減できます。





SDカード 破壊後の状態

MOディスク 破壊後の状態
破壊可能な記録媒体






情報セキュリティポリシーに関するガイドライン

官公庁に求められる記録媒体廃棄の基準
総務省が発行する 「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」 では、 機密性の高い情報を含む HDD・SSD・USBメモリー・SDカードなどの記録媒体を廃棄する際、 データが復元できない状態まで確実に消去する、または物理的に破壊することが求められています。
これは、行政情報・個人情報・マイナンバー関連データが外部へ漏洩した場合、 行政サービスの停止や重大な社会的影響が生じるため、 「復元不能であることを客観的に証明できる廃棄方法」が必須とされているためです。
外部委託による廃棄運用が抱えるリスク
媒体を外部業者へ運搬して破砕・処理する方式は、 総務省ガイドラインでも注意喚起されているように、以下の重大なリスクを伴います。
- 運搬中の紛失・盗難
- 委託先による不正持ち出し
- 廃棄工程の不透明性(証跡不足)
- 監査対応の負荷増大
このため、官公庁では媒体を庁舎外へ持ち出さず、 庁内で安全に破壊できるオンサイト廃棄方式が強く推奨されています。
ストレージパンチャーが満たす要件
ストレージパンチャーは、総務省ガイドラインが求める 「復元不能な物理破壊」 を確実に実施できる破壊装置であり、以下の点で官公庁の運用要件を満たします。
1. ガイドラインが求める物理破壊基準をクリア
- HDD:磁気プラッタの穿孔・圧潰
- SSD/USB/SD:フラッシュメモリチップの破断
- M.2:基板破壊によるデータセルの損傷 → 復元不能を客観的に確認できる破壊痕を残す
2. 庁内で完結する安全な廃棄フローを構築
- 媒体の持ち出し不要
- 運搬リスクゼロ
- 不正持ち出し防止
- 破壊証明書の発行で監査にも対応
3. 現場の作業負担を軽減し、ダウンタイムを最小化
ビット交換可能で連続作業に強い → 外部委託よりも迅速・確実・低リスク
小型・軽量筐体で庁内移動が容易
HDD/SSDツール換装で多媒体に対応
電動式ストレージパンチャー よくある質問(FAQ)
- 電動式ストレージパンチャー STPN-30 のメリットは何ですか?
-
STPN-30 はモーター駆動により、 毎回同じ圧力・同じ速度で破壊できるため、破壊品質が均一です。 手動式のように作業者の力に左右されず、 復元不能な破壊痕を安定して残せる点が最大のメリットです。
また、ボタン操作のみで破壊できるため、 作業負担の軽減・大量処理・庁内運用に最適です。
- STPN-30 はどの記録媒体を破壊できますか?
-
STPN-30 は以下の媒体に対応しています。
- HDD(2.5インチ/3.5インチ)
- SSD(2.5インチ)
- USBメモリー
- SDカード
- その他フラッシュストレージ
媒体構造に応じて、 HDDは穿孔、SSD/USB/SDはチップ破断という最適な破壊方式を自動で実施します。
- 安全機能は搭載されていますか?
-
はい。STPN-30 は、 作業者の安全確保とヒューマンエラー防止のための安全機能を標準搭載しています。
- 非常停止機能:ドア開放時や停止ボタン操作で即停止
- 誤操作防止機能(特許取得済):ツールとトレイの組み合わせが誤っていると運転不可
- 過負荷防止機能:過剰加圧を自動抑制
- 誤操作アラート表示:エラーを視覚的に通知
官公庁・自治体の安全基準に適合した設計です。
- 大量の媒体を処理できますか?
-
はい。電動式のため、 加圧 → 破壊 → 解除 の動作が自動化されており、処理速度が非常に速いのが特徴です。
大量廃棄が発生する官公庁・企業では、 ダウンタイムを最小化し、短時間で大量処理できる点が高く評価されています。
- STPN-30 はオンサイト破壊に適していますか?
-
はい。STPN-30 は、官公庁・自治体で求められる 「完結する安全なオンサイト破壊」に最適化された設計です。
電動式のため、
- 作業者の負担が少ない
- 破壊品質が均一で証跡管理が容易
- 大量処理にも対応
- 外部委託による運搬リスク(紛失・盗難・不正持ち出し)がゼロ
といったメリットがあり、総務省の 情報セキュリティポリシー が求める「復元不能な物理破壊」を庁舎内で確実に実施できます。
また、非常停止機能・誤操作防止機能(特許取得済)などの安全機能により、 現場の作業リスクを最小化しながら、確実なデータ廃棄フローを構築できます。
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