
DVD+R DLとDVD-R DL。名前がよく似ているので、「どちらを買っても同じでは?」と思われるかもしれません。
どちらも片面2層で約8.5GBを記録できるDVDですが、書き込みの規格は別です。特にデュプリケーターでコピーするときは、容量だけを見てディスクを選ばないようにしてください。
オフィスプロMAYUでは、デュプリケーターで片面2層DVDをコピーする場合、DVD+R DLをおすすめしています。マスターをDVD+R DLで作成し、コピー先も必ずDVD+R DLを使用します。CPRM対応ディスクは使用しません。
この3点を押さえたうえで、それぞれの違いを見ていきましょう。
DVD+R DLとDVD-R DL、何が違う?
「DL」は、片面に記録する層が2つあることを表します。一般的な片面1層DVDの容量は約4.7GBですが、DVD+R DLとDVD-R DLは、どちらも約8.5GBです。長めの映像や、大きめのデータを1枚に収めたいときに使います。
違うのは「+R」と「-R」の部分です。これは記録規格の違いで、容量が同じでも同一のディスクではありません。書き込みに使うDVDドライブやデュプリケーターが、その規格に対応しているかを確認する必要があります。
なお、どちらも基本的には一度書き込むタイプです。内容を消して繰り返し使うDVD-RWとは異なります。
DVD+R DLとDVD-R DLの比較表
| 項目 | DVD+R DL | DVD-R DL |
|---|---|---|
| 記録層 | 片面2層 | 片面2層 |
| 表示容量 | 約8.5GB | 約8.5GB |
| 書き換え | 基本的にできない | 基本的にできない |
| 書き込みに使う機器 | DVD+R DLへの書き込みに対応した機器 | DVD-R DLへの書き込みに対応した機器 |
| 当店のデュプリケーターコピーでのご案内 | マスター・コピー先ともにおすすめ | 機器や作業内容を確認して判断 |
※約8.5GBはディスクの表示容量です。パソコン上では計算方法の違いにより、これより小さな数値で表示される場合があります。
DVDプレーヤーでの再生も、ディスクの種類だけでは決まりません。DVDビデオ形式で作られているか、ファイナライズされているか、プレーヤーが片面2層DVDに対応しているかによって変わります。配布する場合は、相手が使う機器で試作ディスクを再生して確認してください。
デュプリケーターでコピーするならDVD+R DLがおすすめ

デュプリケーターは、マスターの内容を複数のディスクへコピーする機器です。片面2層のDVDを作る場合、当店ではDVD+R DLをご案内しています。
ここで気を付けたいのが、マスターとコピー先のディスクです。
マスターがDVD+R DLなら、コピー先もDVD+R DLに
DVD+R DLでマスターを作成した場合、複製するディスクには必ずDVD+R DLを使用してください。
DVD-R DLも同じ約8.5GBですが、「容量が同じだから」という理由でコピー先だけDVD-R DLに替えないようお願いします。デュプリケーターでのコピーでは、マスターとコピー先の規格をそろえて用意してください。
使用するデュプリケーターがDVD+R DLの読み取りと書き込みに対応しているかも、作業前に確認しておきましょう。
CPRM対応ディスクは使わない
デュプリケーターでコピーする際、CPRM対応ディスクは使用しないでください。 コピーの失敗など、作業上のトラブルの原因となることがあります。
ディスクを購入する際は、商品説明やパッケージの「CPRM対応」「デジタル放送録画用」といった表示を確認してください。お手元に録画用ディスクがあっても、デュプリケーターのコピー用に流用せず、用途に合ったディスクを用意することをおすすめします。
コピーを始める前に確認したいこと
まとまった枚数を作るなら、最初から全数をコピーせず、まずは少数枚で試してください。確認したいのは次の点です。
- マスターは問題なく読み取れるか
- DVD+R DLへの書き込みが完了するか
- コピーしたディスクの内容を最後まで読み取れるか
- 映像なら、配布先で使う機器で再生できるか
DVDビデオの場合は、冒頭だけでなく、終盤や2層目への切り替わり付近まで確認しておくと安心です。ディスクへの書き込みが成功しても、すべてのDVDプレーヤーでの再生が保証されるわけではありません。
よくある質問
DVD+R DLとDVD-R DLは、どちらが高画質ですか?
「+R」と「-R」の違いだけで画質は決まりません。映像の画質は、元の映像やDVDを作成するときの設定によって変わります。
DVD+R DLのマスターを、DVD-R DLにコピーしてもよいですか?
当店がご案内するデュプリケーターでのコピーでは、DVD+R DLのマスターには、コピー先も必ずDVD+R DLを使用してください。
CPRM対応のディスクをコピー先に使えますか?
当店がご案内するデュプリケーターでのコピーには使用しないでください。コピー失敗などを避けるため、購入前にディスクの表示をご確認ください。
約8.5GBなら、映像は何時間入りますか?
映像の画質や音声の設定によって変わります。収録したい映像が長い場合は、元データの容量と、希望する画質を確認してから制作方法を決めるのが確実です。
業務用DVD+R DLをお探しの方へ
オフィスプロMAYUでは、片面2層・8.5GBの高品質な業務用DVD+R DLを販売しています。デュプリケーターでのコピーに使うディスクをお探しの方は、必要枚数やお使いの機器をお知らせください。
DVDコピーのご依頼も承っています。「手元のマスターを複製したいけれど、ディスクの選び方が分からない」という場合は、マスターの種類、必要枚数、使用するデュプリケーターの型番をご連絡ください。